国会機能停止

平成20年3月4日
(ブログより抜粋)

参議院は民主党始め野党の審議拒否で機能停止状態である。衆院での強行採決への抗議だそうだ。
しかし、衆院では前例のない審議時間を確保し審議を進めた。85時間である。
議会制民主主義とは、いずれ賛否を問うことであり、反対なら堂々と反対する意思表示をする事が議員の責務である。
まして協議の場さえ拒否するならばなおさらである。
衆・参議長の斡旋は重い。その解釈は議長だけが出来るものであり勝手に解釈する事は、だだ政争に使うと言う旧態の手法ではないだろうか。
衆院議長は衆院の審議時間や内容を見て十分審議されたと判断された上で本会議を開いたのであり、それさえも否定し欠席した民主党は本当に古い体質と言うほかない。参議院は良識の府と言われ改革も行ってきた。この様な審議拒否が行われ政争の具として政党の政局に使われるなら、良識の府などと言うよりもはや、参議院無用論になってしまう。残念である。

株式市場は下落で正に経済の危機である。この様な時だから政治の責任を果たさなければならない。
日銀総裁人事を含めしっかり議論する事が努めだ。
審議拒否する事で無駄な時間を費やす事より審議に入る事が大事と考えられないのだろうか。
民主党始めとする野党の皆さん。皆さんが選んだ参議院議長の裁定さえ否定されるのでしょうか。
まずは審議拒否から審議を尽す事に大切な時間を使う事に専念されたら・・・
自民党も何時でも協議に入る姿勢を持ち続ける事を忘れてはならない。